※記事タイトルの付け方はこちらの「ブログタイトルのつけ方|最終結論はこれ!クリックされる6つの秘訣」に詳しく書かれてます。 |
前回紹介した感情を揺さぶる文章の書き方はもちろん考慮した上での話だけど、ブログ記事っていうのは「ただ自分の書きたいように書くだけ」ではダメなんだ。感情を揺さぶる中にも、読者さんの「読みやすさ」に対する配慮が絶対的に必要になるんだよね。
webメディア利用者は基本的に読むという行為に対しての目的意識が一般書籍の読者に比べて低いっていうのもあって、
いかに「読者にストレス無くスムースに読み進めてもらえるのか」ということを考えるのは、webメディアの書き手として
「当たり前の思考」であり「必須のスキル」と言えるんだ。
まぁ、とは言いつつも最初はなかなか難しいよね。
今回は【ブログ文章術「構成編」】と銘打って最後まで読んでもらうために押さえておくべき7つの方法を紹介するよ!
まずはこの7つの方法をしっかりと意識してみよう。
意識しながら続けることで、自然と「読み手に配慮した」書き方がだんだんと身についていくからね!
信頼されるブログの見せ方
いろいろなwebサイトを見てて思うんだけどさ、個人ブログの良いところってやっぱり「書き手個人の正直な感想」だったりを良くも悪くもハッキリ言ってくれるってとこだと思うんだよね。読んでて楽しいし、なにより共感出来るじゃん。でも所詮は個人だからさ、投稿内容の信用面に関してはどうしても疑問があったりするでしょ。
サイドバーにアフィリエイトリンクをベタベタ貼りまくってるサイトの記事なんかは最悪だよね。汚なくて衛生面も悪いし、自分で信用をどんどん下げちゃってるようなもんだから。
逆に企業のwebサイトは見やすく整ってるし、記事内容に関しても安心なんだけど(welqなどは論外です。)、書かれている記事の表現がなんとなく機械的だし基本的には良いことしか言わないからさ、どうも読んでて物足りなかったりするじゃん。書いてる人の顔が見えてこないっていうのかな。
そう。つまり僕らがするべき対策っていうのは「読んでもらってる記事内容はどんどん楽しく」でプラスα、「あなたが今ご覧のwebサイトは信頼に値するサイトですよ」って視覚的に訴えていくことなんだよね。
僕らに足りない「信頼」を記事以外からも高めていくんだ。
例えば同じ内容の話を聞くときにさ、「ボロッボロで汚い服を着た人」より「バシッと清潔感のある人」のほうが信用されるでしょ?それをブログ記事に置き換えればどういうことか。自ずとやるべきことは見えてくるはず。どうやったら読者さんがストレス無くスムースに読み進められるかを真剣に考えるんだ。
ここで僕が意識しているのはひとつだけ。「引き算の思考」なんだよね。いらないと感じたものはどんどん省いてとにかく「見やすく」「読みやすく」する。これは記事本文も含めてね。
苦労して書いた記事でも500文字くらいザックリ削ることだってあるよ。このページなんてサイドバーすら無いでしょ?
もしもサイドバーがあったらどうしても意識がそっちに持って行かれて記事に100%集中することって難しくなるじゃん。平たく言えば「邪魔」な存在なんだよね。
訪問者さんが読みたい(見たい)のはタイトル通りに書かれた記事であって他のものはただ邪魔な存在なんだよね。テレビCMとまったく同じ。金曜ロードショーでジブリ作品とか放送されたときってCMがほんとに邪魔でしょ?「なんでここで切るんだよっ!!」って。笑
だから邪魔なものはこちら側で先に排除してあげるんだよ。
金曜ロードショーで魔女の宅急便が放送されてCM無かったら嬉しくない?
有名な企業のwebサイトってさ、スッキリ見やすくて読みやすいヤツってけっこうあるでしょ。いかにも「企業です」って感じの。ああいうのってなんとなく信頼出来そうな雰囲気があるじゃん。
でもあんないわゆる「信頼出来そうな」サイトだってジツは僕らと同じ環境(WordPressなど)で作ってたりするんだよね。だから見せ方さえしっかりと考えれば僕らのブログだって「ここのページに書かれていることは信頼出来そうだ」って読者さんに思ってもらうことはぜんぜん可能なことなんだよ。
信頼されれば、精読率だって当然上がるでしょ?
フォーマットの統一
これを意識するとしないとで、読みやすさ(最後まで読んでもらえるか)は雲泥の差が出てくるんだ。pv数にもかなり影響すると思うよ。(pv数とはどれだけのページを見てもらえたかを示すものです。ユーザー数が1でもその人が10ページ閲覧してくれたらpv数は10となります。)
単純にルールを決めちゃえばイイだけなんだけど、意外とカンタンにそのルールって破っちゃうもんなんだよね。
「コレは超重要な箇所だから派手に装飾!!」みたいに。笑
文字装飾自体は決して悪いことではないんだけど、一定のルールに則ってやらないと読者さんはすごく読みづらくなっちゃうからね。
自分以外のライターさんに発注をかけるとしたらこんなふうにお願いするなって感じで箇条書きのフォーマットにしてそれを自分にも課してみるとやりやすいんだよ。
例えばだけど…
- 重要箇所でも 最大24px 最小12px まで
- テキストリンクはブルーで下線をを引く
- アイキャッチ画像の大きさや位置を統一
- 文字色は そこそこ重要 まぁまぁ重要 最重要
- タイトルの文字数は28文字〜32文字
- 書き出しはマロンorフトシが困って涼すけに相談。(のび太とドラえもんの関係)
- 本文の文字数は3000〜5000に納める
- PSはかならず入れる
みたいに決めちゃうと良いね。
めちゃくちゃすぎて泣きたくなると思うけど。笑
記事タイトルと本文を一致させる
せっかく書いた記事を読んでもらうためには、まずページに入ってもらわなきゃならないよね。
どうやって入ってもらうかと言えば、当然だけど記事タイトルをクリックしてもらわないと検索からの流入はない。
たとえばこの記事。今回は「ブログ文章を読みやすくするための構成」に関しての記事だよね。
せっかくタイトルに興味を持ってもらって来てもらったのに実際に書かれている記事が「SEOに効くライティング方法」だったら訪問者さんはどう感じるかな?
たしかに文章に関することではあるけど「似て非なるもの」だよね。そうすると「自分には関係ないな」って簡単に離脱しちゃうんだ。せっかく一生懸命書いた記事でもタイトルと本文の不一致があると誰も見てくれなくなっちゃう。当たり前だよね。だって見たいのは「読みやすくするための文章構成」なのに出てきたのは「SEOライティング」なんだから。
途中で離脱されれば当然最後まで読んでもらうことは出来ないよね。
もちろん記事タイトルっていうのはその記事の看板だし「読む価値」自体を事前に伝える為の大切な手段だから、多少の煽りは必要だとは思うけど本末転倒になっちゃったら元も子もないからね。よくよく考えてタイトルはつけたほうがいいよ。
小見出しの活用
僕のブログの場合は「speech bubble」っていうプラグインで吹き出し機能を使って会話調にしてるから、あんまりこの小見出しっていうのは使わないんだけど(逆にゴチャゴチャしちゃうので。)通常の書き方の場合はこの小見出しはしっかり活用したほうが良い場合が多いかな。
前述したけどさ、webメディアの利用者っていうのは書籍の読者に比べて文章を読むっていう行為に対しての目的意識がすごく低いんだよね。つまり気になるページを開いたとしても基本的には流し読みなんだ。
その流し読みの人にちゃんと読んでもらうためには「なんかおもしろそうだな」って感じてもらう必要があるんだよね。そのために記事内容を要約した小見出しをちょこちょこ配置するわけ。
小見出しで興味を引いて次の段階で熟読してもらうんだ。これはけっこう有効な手段だと思うよ。
誤字脱字に気をつけろ
多少の誤字脱字は読者側も織り込み済みだから(1記事1~2カ所程度なら)それほどは気にならない場合がほとんどだけど、あんまり多すぎたり連発されるとやっぱページは閉じちゃうよね。
「しっかり文字校正すればそこまで連発はしねーだろ!」ってどうしても思っちゃう。執筆者の記事に対する情熱や意欲、真剣さをやっぱり疑っちゃうもん。
せっかく流し読みから熟読まで引っ張ってもこの誤字脱字の連発で台無しだよね。これって文章術とかのテクニック以前の問題だからさ、連発はさすがにゲンナリしちゃうかな。
まぁどうしてもたまには発生するものだから仕方がないっちゃ仕方がないけどさ、読み直しは何度もしたほうがいいと思うな。特に音読でね。
(僕は記事を公開する前に1回、公開直後に1回、そのままスマホで1回、翌朝1回の計4回は最低でも全文確認します。執筆中も見出し毎に必ず確認します。企業には校正のみを行う部署が配置されているほど大切な作業なんですよ。ちなみにですが今記事のリビジョン数は現段階ですでに74です。)
あとは「てにをは」の使い方も気をつけようね。
もうぜったい行かないもん。そのページ。
改行や句読点に気をつけろ
これが出来なかったり理解出来ないなら、まだ文章を書くレベルじゃないと思う。
もう「読書をしなさい!」としか言いようがないよね…。
僕の場合だと文章の始まりから「句点」までの間に入れる「読点」は基本1回にしてるかな。どうしてもの時でもせいぜい2回。あとは文章が長くなっちゃった時は固有名詞や大切な箇所に「」を使って読みやすくしてる感じ。
改行に関してはどんなに多くても4行に1回かな…。まぁ4行もほぼ無いかも。
まぁもうこれはねぇ…。意識の問題っていうかな…。
改行が出来ない人ってたしかにけっこう居るんだけどさ、「読者に対する配慮に欠ける」としか言いようがない。情報伝達をおこなうメディアとしてはもう「致命的」だよね。はっきり言うと向いてない。やめたほうがみんな幸せだと思うな。
意外といらない読点があったり改行が足りなかったり、逆に無駄な改行があったりと新たな発見があるはずですよ。
語尾に気をつけろ
少なくともひとつの段落の中で同じ語尾は使わない方がいいかな。音読すればすぐに気づけるはずだよ。
たとえば今回の記事から抜粋するとね…。
執筆者の記事に対する情熱や意欲、真剣さをやっぱり疑っちゃうもん。せっかく流し読みから熟読まで引っ張ってもこの誤字脱字の連発で台無しだよね。
これって文章術とかのテクニック以前の問題だからさ、連発はさすがにゲンナリしちゃうかな。まぁどうしてもたまには発生するものだから仕方がないっちゃ仕方がないけどさ、読み直しは何度もしたほうがいいと思うな。特に音読でね。
執筆者の記事に対する情熱や意欲、真剣さをやっぱり疑っちゃうよね。せっかく流し読みから熟読まで引っ張ってもこの誤字脱字の連発で台無しだよね。
これって文章術とかのテクニック以前の問題だからさ、連発はさすがにゲンナリしちゃうよね。まぁどうしてもたまには発生するものだから仕方がないっちゃ仕方がないけどさ、読み直しは何度もしたほうがいいと思うよね。特に音読でね。
ぜひ注意しようね。
ブログ文章術「構成編」 まとめ
ちょっと長くなり過ぎちゃいましたが如何でしたか?
今回取り上げた7つの注意点は僕も日々気をつけていることです。
文章を書くということはそれほど難しいものではない気もしてしまいますが、人に伝える為の「本当の意味」での文章っていうのは本当に難しいものです。情報は正しく伝わってこそですしね。
今回紹介させていただいた方法が皆さんのブログ執筆のための一助となれればとても幸せです。
本日も最後までお付き合い下さいましてありがとうございました!