僕の尊敬する人物のひとりで、国民栄誉賞を2度も断った人がいるんだ。
現役である現在(MLB最年長)、すでに伝説となった
『孤高の天才バットマン』。
これほど世界的に名声を集めた日本人は未だ数人しか居ないはずだよ。
彼が辿った軌跡や名言から自分はどうあるべきなのかいつも考えさせられ、
そして感化されてるんだ。
僕はイチロー選手が大好きなんだ!!
アスリートとしても、人間としても!
まだ、日本球界で活躍していたころからずーっとファンでさ、バッターボックスに入ったとき、バットを真っ直ぐ立てて、右の袖を左手で軽く引くでしょ?
あのルーティンも大好きなんだよね!
なんか、ぬぉ〜〜〜ってなる!笑
まぁ僕の『イチロー愛』は置いといて。
成功の秘訣とは、誰でも出来ることを誰もやらないレベルで続けること
世の中には『成功』って言葉があるよね。
成功するのは難しそうだし、とりわけ『大きな成功』というと、これまで誰にも成し得なかった、『大きなひとつのこと』をやったかのように人の目には映るんだ。
でも実際には、小さなことをコツコツコツコツ…と、本当にコツコツコツコツ…と毎日毎日積み重ねてきた結果なんだよね。
特にイチロー選手にはそれを強く感じる。(生意気でごめんなさい!)
イチロー選手は高校進学前から目的を持っていたんだ。
『プロで活躍』という『強い目的』を持って進学したんだよね。
プロで活躍は『目標』ではないということ。
すでに逆算して自分の行動スキームを決定している。15歳の少年がだよ。
これって『努力の才能』以前の『才能』だと思う。
(中学時代学年トップクラスの頭脳を持っていたイチロー少年は高校進学と同時に学業を捨てたと後に語っている。)
プロで活躍するためにはどーする?
↓
ドラフトで指名される。
↓
ドラフトで指名されるにはどーする?
↓
まずは甲子園で活躍する。
↓
甲子園で活躍するためにはどーする?
↓
強豪校に進学し、レギュラーになる。
↓
だから
愛工大名電に入学。(スーパー強豪校です。)
これを、出来ないまでも、考えることが出来る人間が世の中のビジネスマンに何%いるだろう?って考えちゃう。
これを考えられる人は他とのモチベーションだってぜんぜん違うと思うんだ。
『プロになれたらいいな』と
『プロになると決めた』は
まったく違うもんね。
今やるべきこと、今選ぶべき道、今使う時間は何のためなのか。これが明確なんだよね。
イチロー選手はよく『努力の天才』なんて言われるんだけど、
僕は天才ではありません。
なぜなら、自分がどうしてヒットを
打てるのかを説明出来るから。
だって。すごくない?
これって努力の裏付けに自信が無いと絶対に言えない。
すべてに理由があり、ストーリーさえも完璧に作り上げているからなんだよね。
日米通算で4000安打を記録したときにはね、
4000の安打を積み上げるには
8000回以上悔しい思いをしてきた。
って言ったんだ。
あのとき塁上でヘルメットを取ってファンの声援に応えたよね。白髪の交じったその髪に本当に感動したよ。
心から『すごい』と思った。『すごい』しか出てこなかったよ。
誰よりも厳しく自分に課したストーリーを『何十年もかけて』乗り越えていくその姿は筆舌に尽くしがたいと思うんだ。
日本人で良かったって本当に思ったよ。
他にもビジネスや生きること自体にも役立つ言葉がいくつかあるから紹介するね。
自分が全く予想しない球が来たときにどう対応するか。
それが大事です。
試合では打ちたい球は来ない。
好きな球を待っていたのでは試合が終わってしまいます。
壁というのは、できる人にしかやってこない。
超えられる可能性がある人にしかやってこない。
だから、壁がある時はチャンスだと思っている。
今自分に出来ること。頑張れば出来そうなこと。
そういうことを積み重ねていかないと
遠くの目標は近づいてこない。
やってみて『ダメだ』とわかったことと、
始めから『ダメだ』と言われたことは、
違います。
首位打者のタイトルは気にしない。
順位なんて相手次第で左右されるものだから。
自分にとって大切なのは自分。
だから一本一本重ねていくヒットの本数を自分は大切にしている。
どう?
何にでも応用出来ると思わない?
これ僕、メモっとく!!
カキカキ…カキカキ…
今回は、かなり涼すけの主観を満載に筆を執ってしまいましたが如何だったでしょうか?
でもイチロー選手から学べることは本当にたくさんありますよね。
僕自身、改めて初心に帰ることが出来た良い記事になったと自惚れております。
➡ イチローのようにコツコツと積み上げる資産型ブログについてチラッと覗いてみる
〜国民栄誉賞の余談〜
実はイチロー選手ともう一人、野球界において国民栄誉賞を断った人物がいます。
『世界の盗塁王』と評された、福本豊氏です。
『福本伝説』として、今でも語り継がれる名言をご紹介します。
ほんとにおもしろいですよ。笑
福本氏は、通算盗塁数の日本記録保持者で達成当時はMLBの記録も超えました。
1982年まで連続13回も盗塁王のタイトルを獲得した本当にすごい選手です。
そこで打診された国民栄誉賞に対して、こう答えます。
『そんなんもろたら立ちションもできんようになる』
すごいですよね。
その他の『福本伝説』
社会人野球からドラフト指名された翌日、電車の中でスポーツ紙を読む同僚に
『なんかおもろいこと載ってまっか?』と聞いて
『オモロイっておまえ、阪急から指名されとるやんけ』
と指摘され、初めて指名に気づいたという。
引退後、解説者になり…
アナウンサーから盗塁成功の秘訣を聞かれ一言。『まず塁に出ることや』
フェンス際で失速した打球に『何が足りなかったんでしょう?』と問われ『距離ちゃう?』
投手戦でゼロが並んだスコアボードを『タコ焼きみたいやね』と評し、
その後1点が入ると『爪楊枝がついたな!』とオチ。
以上です。笑
真理を突いてるといえば突いてるという感じですね。