ペルソナデザインとは何ぞや?
マーケティング的には、企業や個人が提供する製品およびサービス(いまご覧頂いてるwebサイトなどもそうです)にとって最も重要で象徴的な顧客モデルのことなんだよね。 この顧客モデルを作ることを「ペルソナデザイン」って言うんだ。
徹底した顧客視点からニーズを掴み、象徴的な顧客モデルを開発、発見し、その「ペルソナ」をベースにすることで、ユーザーに強い影響力を与えるコンテンツを作り出すことができるんだよね。 砕いて言えば、商品やサービス開発に使える新たなユーザー設定の方法って感じかな。 この「ペルソナデザイン」によってユーザー像が具体的になって、ターゲットを絞り込むことができるようになるんだ。 「たったひとりのペルソナ」に絞らずに、不特定多数の人にアプローチすると、逆に伝える内容が曖昧で茫洋となっちゃって、結局は「モノが売れない」ってことになりやすいんだ。 もちろんこのブログを作るに当たっても「ペルソナデザイン」は行ってるんだよ。
ペルソナデザインの具体例を教えてくれ
【氏名、年齢など】 栗原マロン 女性 24歳 5歳になる子供がいる(女の子) バツイチ
【容姿】 やせ形、丸顔、あまり派手すぎる格好は好まない、プライベートではスニーカーを好む
【住所】 東京都渋谷区幡ヶ谷 家賃12万の1LDK(郊外に引っ越して、もうすこし家賃を下げたいが、新宿までの通勤を考慮するとツラい。子供との時間が優先)
【実家】 秋田県秋田市(大学進学を機に上京)
【職業】 キャバクラ店勤務 企業で経理として働いていた当時、友人から誘われたアルバイトがきっかけで現在に至る
【所得】 月収100万近く稼いでいるが、このまま続くとは思ってない
【預金】 1500万(子供のためにこつこつ貯めている)
【学歴】 慶應義塾大学卒
【友人関係】 広く浅い
【趣味】 インターネット検索、ネット通販
【価値観】 時間が大切
【コンプレックス】慶応卒を活かしてない、丸顔、職業の割に話し下手
上記みたいなペルソナの基本情報を設定したら、ここからは物語を膨らませていくって感じ。 こんなことを加味しながら、もっと深く設定していくといいよ。 ペルソナの行動そのものではなく、その行動をする理由や動機に着目するんだ。
「ペルソナは何を求めているのか」を考える
どう?なんかおもしろいでしょ? この人がどんなモノ・サービスに興味があり、何を求めているかを導き出すことが出来ると思わない? ブログ運営だって、設定した「ペルソナ」が「この記事を読んでいる」と想像することで、内容や言葉のチョイスも変わってくるでしょ? 提供しようとしている製品やサービスを利用する動機も見えてくるじゃん。
「この商品は29歳女性がターゲットです!」 なんてドヤ顔で言う人もたまに居るんだけどさ、29歳って言ったっていろいろな人が居るわけじゃん。 実家暮らしなのか、一人暮らしなのか? 外食が好きなのか、それはどんな店なのか? 今の仕事で今後キャリアアップを望んでいるのか? それとも結婚までの腰掛けなのか…。 29歳女性なんていえば、細かく考えているように聞こえるけど、 実はそうでもないんだ。 「ペルソナデザイン」は、 氏名、年齢、性別、居住地、職業、勤務先、年収、家族構成… といった定量的なデータだけではなく、 その人の生い立ちから現在までの様子、身体的特徴、性格的特徴、人生のゴール、ライフスタイル、価値観、趣味嗜好、消費行動や情報収集行動などの定性的データを含めて、 あたかも実在するかのような人物像を設定するんだけど、更にイメージを明確にするために顔写真などが用いられる場合もあるんだよ。
ペルソナデザインとユーザビリティの関係性
web制作では常に重要だとされる「ユーザビリティ」なんだけどさ、今まで多くの場合は、ウェブサイトの使い勝手のよさや、わかりやすさを示すとされる曖昧な概念として使われてきたんだ。 でも近年になって「ユーザーにとっての効果・効率・満足度の向上」や「開発プロセスに顧客志向の考え方を取り込んでいくという人間中心設計」といった厳密な方法が注目されるようになってきているんだよね。 webサイトの品質管理において、ユーザーの視点を正しく取り入れることがますます重要になってきているんだ。 これは、webサイトの役割が情報発信的なものから、よりインタラクティブ(相互作用って思ってください)なものに変化してきていること、また、企業とユーザーとのかかわりがより多面的になってきているからなんだと思う。 「oneway発信」の黎明期は終わったんだね。
ユーザーの疑問に答えるという行為は、「ユーザーの満足度の向上」や「顧客志向の考え方を取り込んでいく」ってことに直結するからね。Q&Aも非常に重要なファクターのひとつと言えると思う。
企業のマーケティング戦略に限らず、僕らみたいな個人アフィリエイターにとっても、ターゲットとするユーザーを明確にすることは非常に重要なんだ。 企業の場合、広報・サービス開発・営業など、部門が違う関係者が増えると、ターゲットが絞りきれなかったり、担当者によって描く人物像がまちまちになって、社内の共通認識が形成されず、ターゲット像がぼやけてしまうことがあるんだ。 関係者全員の思うユーザーニーズを全て取り入れたら、結果的にどのユーザーのニーズも満たせない商品になっちゃうなんてことも起こりうるからね。 これは個人の場合の脳みその思考にもまったく同じように当てはまる。 企業の「広報・サービス開発・営業など、部門が違う関係者」を「脳の中のいろいろな考え方」に置き換えると同じことだよね。 それぞれが背景によってバラバラなことを考えたらまとまらないでしょ。 多角的に物事や情報を捉えた場合、絶対的な基本軸が必要になってくるんだ。そんなとき役に立つのがこの「ペルソナデザイン」なんだよね。 個人の詳細なニーズを掴むことで、マジョリティのニーズも掴んじゃいましょってこと。
この人はどんなことで悩んでいて、どんなものが必要なのか、「あなたの悩みに対する答えはこれですよね?」って目の前に差し出してあげるための事前の作業っていうのかな。
「ペルソナデザイン」まとめ
- 「ペルソナデザイン」とは、企業や個人が提供する製品およびサービスにとって最も重要で象徴的な顧客モデルのこと。
- 徹底した顧客視点からニーズを掴み、象徴的な顧客モデルを開発、発見し、その「ペルソナ」をベースにすることで、ユーザーに強い影響力を与えるコンテンツを作り出すことが出来る。
- 「たったひとりのペルソナ」に絞らずに、不特定多数の人にアプローチすると、逆に伝える内容が曖昧で茫洋となり、結局は「モノが売れない」。
- ペルソナの行動そのものではなく、その行動をする理由や動機に着目する。
- ブログ運営も設定した「ペルソナ」が「この記事を読んでいる」と想像することで、内容や言葉のチョイスも変わってくる。
- ユーザビリティは「ユーザーにとっての効果・効率・満足度の向上」や「開発プロセスに顧客志向の考え方を取り込んでいくという人間中心設計」という方向にシフトチェンジしている。
- 多角的に物事や情報を捉えた場合、絶対的な基本軸が必要になってくる。そんなとき役に立つのが「ペルソナデザイン」。
ペルソナデザインはビジネスの初期段階で明確に定めてしまうことが望ましいです。
これをやっておかないと、あとで訳わかんなくなっちゃったりもするから、しっかり決めておきましょうね。
p.s
ペルソナの設定はアドセンスブログにも不可欠です。
雑記ブログでアドセンスを実践していると読者さんがバラバラだから「ペルソナなんて必要ないじゃん」って思ってしまいそうですが、そうじゃないんです。
ペルソナデザインは「記事レベル」や「カテゴリーレベル」でもひっじょ〜に重要なんですよね。
もちろん運営していけばいくほど、自分なりの言葉の言い回しや起承転結の方法などが身につきますが、そんな中でも記事を書き始めるときは「この記事はだれに向けたものなのか?」を明確にしましょうね。
極端なことを言えば、同じ「ギター 上達」というキーワードでも「ペルソナ」を変えることで「ガールズバンド向け」や「忘年会でギターを弾きたいサラリーマン向け」や「定年後の年配の方向け」など、何記事も書くことが出来ちゃうんですよ( *´艸)( 艸`*)ムフフッ
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それでは本日は以上になります。
最後までお付き合い下さいましてありがとうございました。
ではまた^^